べーさんの出所ログ ー社会戦線は今日も異常ナシー

2026年6月24日水曜日

ログ0080 シャバ旅飯ログ番外編 「せっかくグルメ」沖縄名護・とんかつ富善をキメる

今日も今日とて社会戦線に異常ナシ。
ども、べーさんです。

あと2週間もすれば
出所後、1年すか......と
時の流れの爆速さに半ばあきれています。

さて、今回は「沖縄グルメ」。
今回の沖縄遠征における、「裏メインイベント」。
本編で書ききれなかった名護に店を構える
とんかつ富善を深堀りしていきます



 

🐷 塀の中で見た店



富善を知ったきっかけはバナナマンの「せっかくグルメ」

塀の中で観た番組に登場していた店だ。

当時は当然行けるはずもない。


だが、人間という生き物は不思議なもので、
行けない場所ほど行きたくなる。


そして今、

沖縄にいる。


人間諦めなければ大概のことは

叶えられるというものだ。

🕐 予約という名の戦い



とんかつ富善は完全予約制のお店

沖縄出発前に予約をしておいた。


予約は13時。

到着は12時半。

やる気は十分だ。


心よく迎えていただき、
案内された席を見て思わずニヤける


バナナマン日村氏が座った席

店側、分かっているなと思ったw。


店内には予約で満席との案内。

完全予約制
そしてキャッシュオンリー

観光地らしからぬ硬派なスタイル

期待値MAXだ。

🍺 開戦準備



まずはノンアルコールビール

店内には心地よいJAZZが流れている。

そしてスピーカー。

BOSEではない。

JVCだ。

音のことは詳しくない。

だが、何となく店主のただならぬ拘りを感じる。

細部に宿る思想は極めて大切だ……多分。


サラダ。

小鉢。

漬物。

そしてイカの塩辛


だがアタシは塩辛が駄目だ。

イカは食べられる。

しかし塩辛は海の狂気である。


丁寧にお断りすると、
代わりの一品がサッと登場。

豆腐とキュウリのピリ辛炒め的な何か。

素晴らしい。


臨機応変な気遣いをサラッとカマしてくるあたり、

店への信頼度がこの時点で完全確定する。

🐟 魚嫌い克服の答え合わせ



「せっかくグルメ」ではスタミナかつ膳をオーダーしていた。


もちろんアタシもスタミナかつ膳を......

しかし、メニューをどう探しても「スタミナかつ膳」の文字は無い。


フロア係の女性にその旨を伝えると
現在は「スタミナかつ」のみの定食はやっていないとのこと。


アタシは叫ぶ心の中で

「なんてこった!!」


スタミナカツを食すためには

下記から選ぶしか無い仕様になっていた。


・スタミナかつ膳 海老(エビフライ)  1,700円

・スタミナかつ膳 鯵(アジフライ)   1,680円

・スタミナかつ膳 牡蠣(牡蠣フライ)  1,850円


選択肢は3つだが

アタシにとっての選択肢は1つしか無い。


海老はこの世から消えればいい。

牡蠣はオイスターソースのみ存在を赦す。

故に「スタミナかつ膳 鯵」を選択。

魚嫌いを克服(多分?)した実力を見せるときがやってきた。


しかし、価格をみて欲しい。

海老、鯵、牡蠣の価格差が無いに等しい。

沖縄では鯵が高級なのか、はたまた海老、牡蠣が

安価であるのか......謎は今をもって深まるばかりだ。



ほどなくして到着。

想像以上の圧倒的ボリューム

これで1,680円

正直、価格設定のバグだ。




まずはアジフライ。

フワサク

完璧。

アジフライとはこういう高尚な食べ物だったのかと思う。




続いて本命のスタミナかつ

中身は濃厚な餃子餡

信じられないほどの手間がかかっている。



なるほど。仕込みに限界があって

スタミナかつ膳のみがなくなる理由も分かる。




そして、箸休めのように添えられたヒレかつ

普段のアタシは断然、脂身至上主義のロース派だ。

だが、この贅沢なセットにヒレが組み込まれている理由は、

一口食べて納得した。


 アジフライの「フワサク」、スタミナかつの「濃厚」、

それを最後にヒレの「純粋な肉の旨味」が綺麗に回収していく。

全体の構成が完璧に完結しているのだ。


そして思う。

魚嫌いを克服(多分......)しておいて良かった。

本気でそう思った。


昔のアタシなら、
海老・鯵・牡蠣の時点で詰んでいた。

人生、何が役に立つか分からない。



💥 完食。そして沈黙



何とか完食。

だが、ホテルの朝食ビュッフェで

調子に乗ったのが完全に裏目に出た。


腹が苦しい。

非常に苦しい。

本当に苦しい。


人間の胃には限界があるらしい。

塀の中では胃に限界は無いと勘違いをしていたらしい。


しばらく席でボーッとしてしまった。

会計時、
今回の沖縄で来たかった店の一つだったことを伝える。

目標達成。


ミッションコンプリートである。

気分はイーサン・ハントだ。



🚬 とんかつは揚げ物だった。喫煙所は思想だった。



店を出る。

そこで初めて気付いた。


喫煙所がある。


第一印象は、「なんとオサレな空間設計だろう」だった。

 ただ灰皿を雑に置いただけの、世間の迫害された喫煙所とはワケが違う。





ベンチがあり、座れる。食後の余韻(とんかつの油)

紫煙と共に受け止める、独立した空間になっているのだ。

さらに、店の車(多分)が絶妙な位置にデプロイされている。 


これが道路からの視線を遮るブラインドになっているのだ。

だが、閉塞感は皆無



車の窓ガラスが透過しているため、外光が入り「抜け感」を作っている。

周囲の植栽の配置も見事だ。


喫煙所を、社会の敵として雑に扱わない。 

隠れる。だが、閉じない。この絶妙なバランス


 これは喫煙所というより、もはや小さな「休憩ラウンジ」の思想だ。


とんかつは揚げ物だった。 だが、喫煙所は思想だった。

車一台の配置で、ここまで完成度の高い喫煙空間を

ビルドしてくるとは思わなかった。


とんかつ屋の外郭で、意外な空間設計思想を見た気がし、

スタミナかつ膳の設計と合い通じるものを感じた。


最後に、アタシは喫煙者では無いということを

報告しておきたい。

🎯 次回はロースかつ



次回来店時にはロースかつを頼む。

そう誓いながらホテルへ戻る。


腹は限界。

パンパンである。

そしてふと思った。


今回、
連泊じゃなくても良かったかもしれない。

理由は単純。

ホテル周辺に呑み屋が無い


次回は那覇ステイでも悪くない。

部屋に戻り、
景色を眺めながらオリオンを飲む。

昨日はビール。

今日は麦職人


発泡酒を呑みながら

膳と喫煙所の設計を思い出し

次回は朝食を控えめにしようと決意した。

行動設計も大切だ。


そんな事を考えながら裏メインイベントは終了。



Soundtrack while writing:Vaundy「飛ぶ時」



🍜 シャバ旅飯ログシリーズ

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ログ0079 シャバ旅飯ログ番外編 開幕RTA、美ら海水族館でジンベエザメに会いに行く


2026年6月22日月曜日

ログ0079 シャバ旅飯ログ番外編 開幕RTA、美ら海水族館でジンベエザメに会いに行く


今日も今日とて社会戦線に異常ナシ
ども、べーさんです。

サッカーワールドカップが始まり
4年に一度のエセサッカーファンもいつも通り

とはいえ、前回2022年大会は塀の中で全く見れていないので
実に2018年振りのワールドカップ......
楽しみたいと思っております。

「美ら海水族館」を深堀りしたいと思います。
25年越しの美ら海に何を見たのか。
新しい発見はあったのか......






🌊久々の美ら海水族館        



沖縄に来たからには、やはり行かねばならない。

ミーハーだが......
そう――美ら海水族館だ。

前回訪れたのは約25年前。
当時はまだ若く、お供が居と思う。

記憶とは曖昧なものだが、
美ら海水族館については一つだけ鮮明に覚えていることがある。

ジンベエザメを見に行くという為だけに行った記憶と
無料エリアがやたら充実してたという記憶だ。

今回はそのジンベェザメと無料エリアの再検分目的とした。


🐋 開幕RTA、黒潮水槽へ直行

朝イチ入館
とはいえ、それなりに人は居る。

修学旅行生、家族連れ、カップル
どうやらここでもお一人様はアタシだけのようだ。



皆、展示水槽に張り付いている。
だがアタシは知っている。

美ら海水族館で見るべき場所は決まっている。
黒潮水槽だ。


他の展示も素晴らしい。
だが正直なところ、関東の大型水族館でも似たような魚たちは見られる。
しかしジンベエザメだけは別格(厳密には大阪でも見れるが......)
しかも開館直後はまだ人が少ない。


故に直行
これは理論上、正しい。多分。
だが、お供が居た場合はこうもいかないだろう。
完全にお一人様の勝利だ。

 


🦈 あれ?ちっさくね?



目当ての
黒潮水槽到着。RTA......リアルタイムアタック......
高度なテクニックを駆使して成功を収める。

巨大アクリル越しに泳ぐジンベエザメ「ジンタくん」
周囲からは歓声が聞こえる。

「デカーい!」
「すごーい!」
「やばーい!」

健全な反応である。

アタシは違った。
心の声、第一声。

「あれ?ちっさくね?」

である。
とても残念な人間である。


もちろん小さいわけがない。
普通に巨大生物だ。

だが違和感が拭えない。
理由を考える。

厚み60㎝のアクリルの屈折率か?
いや、25年前は2頭飼育
今は単頭飼育
単純に比較対象が居なくなった

多数飼育の圧倒的なパワーが足りない。
だが、当時見たジンタくんは今より小さかったはずだ。

当時は5m級だったと記憶している。
現在は9mに迫る

単純計算で3mほど成長している。
が、2頭が泳ぐ迫力は凄まじかった記憶がある。
更にアタシには初見補正がない


周囲の歓声を上げている人達の多くは
初めて見るジンベエザメだろう。
だがアタシにとって彼は既知の存在
25年ぶりの再会相手だ。



もしかすると――
ジンベエザメが小さく見えるのではない。
アタシの尺度がおかしくなっているのではないか。

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⏳ ちっさくね?と言いながら1時間経過

そんな事を考えながら眺めていた。
眺めていた。
ひたすら眺めていた。




気付けば1時間経過
9時入館。
10時退館。

滞在時間の大半をジンベエザメに捧げている。
「ちっさくね?」
と思い続けていた人間の行動としては、
いささか説得力に欠ける

25年前には見なかった餌の時間も見た。
周りから見れば
「ジンタくんが大好きなボッチのおっさん」だ。

少し、いや大分気持ち悪いかもしれないが
気にしてはイケナイ。


🧠無料エリアの再検分

🐬 オキちゃん劇場は今日も平常運転


オキちゃん劇場に向かう前にある
ウミガメ水槽に足を止める。


オキちゃんもウミガメも無料エリアだ。
ウミガメ......少なくなってる件。
25年前はウジャウジャ居たように思うが

気の所為か?
亀に圧倒された記憶がある。
が、本当に記憶とは曖昧だなと独りごちる。



オキちゃん劇場。
今年で50周年らしい。


「そうなのかー」程度の感想だが
四半世紀ぶりに来たが、記憶とほとんど変わらない。

沖縄にきて初めて記憶と現実がリンクした感じだ。

そしてショーの前に驚くべき事実を知る。
出演しているイルカ達。
全員女子

人間達の歓声を浴びながら芸を無料で披露する彼女達。
さながらイルカ界のキャバ嬢......
いや、アイドルであることはイルカ界の常識なはずだ。


🚚 魚雷搬送作戦


そしてもう一つ。
ショー以上に気になった光景があった。

イルカの引っ越し作業である。
左の水槽から右の水槽へ移送中。



どうやら麻酔が効いているらしく、微動だにしない。
周囲には複数の飼育員さん。

だが、アタシには違うものに見えた。
魚雷である。
完全に魚雷だ。
運搬される魚雷

周囲を固める整備員
いや飼育員
こう見えるのは駄目な人間の末路である。

魚雷的イルカも注目だが、
 付き添う整備員――いや飼育員にも注目する。

すごくちっちゃい整備員がいる。
遠くて顔は見えないがアタシは確信する。
「カワイイ」と。


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🎯 25年越しの違和感

何千万人もの人間に

「デカい!」

と言われ続けてきたジンベエザメ。
その彼を見て

「あれ?ちっさくね?」

と思ったのは、おそらくこの日アタシだけだったと思う。

だが、そのアタシが1時間も彼を眺め続けていた。

結局のところ。
ジンベエザメはデカく特殊な生き物だったのだろう。



そして、25年経っても変わらず人を集める美ら海水族館は、
やはり一度は行くべき沖縄最強クラスの観光地だった。

また20年後に再訪したい。
ジンタくんは代替わりしているだろうけれども涙。

最後に、お供を連れている方にも
是非、開幕RTAをオススメしたい。
お供を置き去りにダッシュ......

関係は多少ギクシャクするだろうが
混雑というストレスは回避出来ると思う。


Soundtrack while writing:fumika「アオイトリ」



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